いざAIを活用しよう!と思いプロンプト(AIに送る指示文)を書こうとすると、
「この記号ってどういう意味?」
「うまく構造化したいけど、書き方がわからない…」
と迷うことも多いのではないでしょうか?
今回は、AIプロンプトでよく使われる記号やその意味を、ブログ風にやさしく解説していきます。この記事を読めば、プロンプト設計がグッと上手になりますよ!
AIプロンプトって何?
まず「プロンプトって何?」という方のために簡単に説明すると、
プロンプトとは「AIに対して伝える指示文や質問文」のこと。
たとえば、
「この文章をわかりやすく書き直して」
「SEOに強いブログのタイトルを5つ出して」
といったような指示を、AIに伝える際の文章ですね。
このプロンプトをより**わかりやすく・的確に伝えるための“記号”が存在するのです。
よく使われる記号とその意味
以下に、AIプロンプトの中でよく見かける記号と、その役割をまとめてみました!
記号 | 意味・使い方 |
---|---|
# | セクションの見出しに使う。読みやすく整理できる。 |
// | コメント(主にコード内)。AIに向けた補足説明。 |
""" | 複数行の文章や会話を囲むときに使う。 |
< > | プレースホルダ。あとで入力する情報を表す。例:<商品名> |
[ ] | オプション要素。任意の内容や選択肢であることを示す。 |
{ } | 変数・可変部分。テンプレートのように利用できる。 |
: | ラベル付け。役割・目的・条件などを明示するときに便利。 |
- | 箇条書きリスト。Markdown形式でよく使われる。 |
* | 強調やリスト。Markdown記法で使うと太字や斜体にも。 |
>> / >>> | ステップや入れ子の指示・出力例に使う。 |
\n | 改行(特にコードやJSONで使用)。 |
実際のプロンプト例
記号の使い方がよくわかる実例を見てみましょう!
例1:構造化された指示
# 役割:
あなたはプロのライターです。
# 目的:
以下のサービスに対するキャッチコピーを考えてください。
# サービス情報:
- サービス名: 旅する抹茶カフェ
- 特徴: 全国のご当地抹茶を味わえる、移動型カフェ
# 出力形式:
・タイトル(20文字以内)
・サブコピー(50文字以内)
例2:コード生成の指示
# 合計値を計算する関数を作ってください。
// 入力: 数字のリスト
// 出力: 合計値
def sum_list(numbers):
return sum(numbers)
まとめ:記号を使って、伝わるプロンプトを!
プロンプトで記号を上手に使うことで、AIとのやりとりが格段にスムーズになります。
特に、
#
や-
で構造化<>
や{}
でテンプレート化:
で明示的な指示
といった工夫をすることで、**「意図通りに伝わるプロンプト」**が書けるようになります。
最後に:テンプレートを作っておくと便利!
慣れてきたら、自分なりの「プロンプトテンプレート」を作っておくと、さまざまな場面で応用が利きます。
プロンプト作成も、ちょっとした記号の使い方ひとつで変わってきます。
ぜひ今回の内容を参考に、あなたのAI活用スキルをレベルアップさせてみてください!